2009年03月14日

他人の褌:TICAD4シンポ

感染症展に行った方から次々コメントを戴くという嬉しい誤算で記事が長くなったので分割、分割〜。

外務省主催・TICAD IVフォローアップ・シンポジウム
〜スーダン、そしてアフリカにおける平和と安定の推進に向けた我が国の取組み〜

779 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/11(水) 23:57:58 ID:?
シンポジウム行ってきたが、目新しい事はなかった。
基調講演を要約すると
「たくさんの援助ありがとう。CPAもちゃんと進んでます。さらに進めるためにもっと援助をお願いします」
南スーダン地域協力大臣の話なんて中身が殆どなくて
「日本大好き!スーダンは良いところで油もあるよ。だから国連経由じゃなく直接援助をたくさん下さい」
程度の内容を長々と持ち時間オーバーする程話してたわ。人道援助削っていいから開発援助増やして欲しいとはっきり言ってたのは笑ったがw

国民投票についても
「現在国勢調査中で正確な人口も分かってないし、北部との境界も決まってないんで具体的な日程は分かりません。でも絶対やるよ。」
との事。
もうこれ無理なんじゃね?



782 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/12(木) 00:14:49 ID:?
>>781     
残念ながら神戦車(注)の話題は…
ソマリアの海賊の件もパネルディスカッションの話題に出てたんですけどね。

関係ないですが、AUの安全保障局長が質疑応答の時にウガンダの代表に
「ソマリアにはいつ派遣すんの? 金ないの?」って突っ込まれて
「人員は出せるけど資金がないので今は無理。日本の皆さん援助よろしくね」
と正直に答えてました。

※注
ネットの一部ではロシア製戦車T-72を神体とする宗教がある(もちろん冗談)
「神戦車の話題」とは、昨年末にウクライナからケニアに輸出されたT-72などの兵器を積載した輸送船がソマリア沖で海賊に乗っ取られた事件(今年に入り解放)。兵器は最終的にはケニアから更に南スーダンに密輸される疑いや南スーダンが、以前からケニア経由で兵器を密輸入していた疑いが濃厚との報道がなされた。




785 名前:712[sage] 投稿日:2009/03/12(木) 00:51:52 ID:???
SPLAが正規軍化するとともに拡大し続けていて、しかもCPAの軍事関係の議定書はあまり守られていない、という程度の話ならあった。
SPLAは将校を減らしたいらしいが、そんなにうまくいくのかなあ。

>>782
質疑応答でも選挙ちゃんと(中立公正に)できるの?っていう質問があったが、国連の人は「スーダン人が決めること」って言ってさらりと流し、スーダンの人は「国勢調査と境界線確定が必要だよ。まだできてないけど。でも選挙は予定通りやるよ」って言ってた。

南スーダンの国民投票については、南スーダン、AUとも「分離独立しないように努力します」って言ってたな。
本当かどうかは知らんが。

あとは、ケニアの情報通信大臣が、ICCによるバシル訴追に関して、非常にsensitiveな問題だとしながらも、
「ケニアの政治家にもそれなりに問題があるから、ICCに呼ばれる場合もあるかもしれない」と話していた。

AUの安全保障局長は話し方にメリハリをつけていて話し上手な感じだなあと思っていたら、資金援助の話で「私たちは多くの時間をこんな風にあなたたちのような人に向って笑って話すことに費やしている」って言ってたな。

まあ全体としては>>779が言うように「お金がないからもっとくれ」っていう主旨の話がアフリカの人からはあった。

会場の入りは280人くらい入るところ(たぶん2階も入れればもう少し入る)で、午前4〜5割、午後3〜4割くらい。

前列にはアフリカ各国の関係者がたくさんいた。
あと休み時間に「日本のスーダン関係者はほとんどここにいる」みたいな話をしてる人がいたが本当かな?
若い人もそれなりにいた。

時間は冒頭の外相からしてオーバーしまくり。
昼休みで多少調整した後も押し気味だった。

自分にとってはこういう講演会は初めてだったから新鮮だった。
ただもう少し睡眠を取っておけばよかったorz

posted by ナナシ=ロボ at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ・忘れられた場所で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

他人の褌:アフリカ感染症展

本人は、ただ2ちゃんねるで開催を紹介しただけで、行ってもいない展覧会やシンポジウムのレポートをまとめたという厚かましいにも程がある記事。アフリカ・スレの亡八者同志達に感謝。
感染症展は明日までやってまーす。

「熱帯感染症と戦う長崎大学」
759 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/11(水) 11:59:47 ID:?
観てきた。

医学的な話題が中心だけど、生活様式や社会のことについてもいくらか触れてた。
観る価値はあったよ。

スタッフは医学生が中心だけど、長崎大学が熱帯病の研究施設をケニアに持ってるとかで現地の話も聞けるかも。

あとこんな↓双六も作ってた

保健大臣になろう
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支援があれば
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761 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/11(水) 12:16:21 ID:?
>>759
そのスゴロク、うちの娘がやってたのを見てた。個人的には、あつかっているお金が保険省の予算なのか、個人の資産なのか、があいまいなところがアフリカンだなと感じた



765 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/11(水) 12:57:05 ID:?
>761
あれだけ病院や学校を建てておきながら、残ったお金で大臣の向き不向きを判定するのは流石でした

もとは人生ゲームのようで、『ひろば国』の新任大臣としてアイテムカードを駆使して『予算』を溜め込みまくってクリア。
金がなくなると手形を発行します。

ちなみに最初のコマはストライキ(一回休み)、最後はクーデター(たまにビリ確定)の他、必ずマラリヤやコレラが発生して泣かされました



804 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/12(木) 20:18:17 ID:?
オペレーション上野の森遂行してきた。
ヒャッハーし過ぎて間違えて国立博物館の方に行って仕方ないんで仏像見てきたのは内緒だw。

展示内容はこのスレで何百回も繰り返し触れられてきたことだけど、展示にいろいろ工夫が見られて面白かったです。
双六は実物と対面して思わずニヤリ。説明のおねえさん(長崎大医学部の学生さん)に「ネットのごく一部で評判ですよこれ」といったら喜んでた。え!あの2chで?といった感じで。

パネル展示でアフリカを感じたのは住血吸虫症のくだり。
大半の国で人口の大半が感染してるんですが、大抵20歳位までは抗体が未成熟なので内臓組織をやられて時折血尿が出るそうで。
んで成人した頃には慢性化した上抗体が出揃うんで血尿が止まるのですが、現地では「血尿が止まる=成人の証」とされて、あんまり病気として認識されてないそうでorz。
そりゃ医療援助する側も苦労するわ…。

寄生虫症に対する製薬業界の認識の薄さに関して嘆いてましたが、それに関しては大いに同意。
保険適用医薬品一覧を見ても、ほんの3〜4ページ、品目にして十数種類で終わりですよ。
しかも製造国(=先進国)ではさして売れない薬だから、新薬なんて鬼のように高い。
日本はブラジカンテルという画期的な抗吸虫薬を開発した実績があるけどまだまだ。
しかも熱帯病のほとんどが保険適用外で、国際的な標準治療薬すら大半が未認可の状態。

孤軍奮闘するしんどさが展示の行間に滲み出てたけど、がんがれ長崎大医学部。
大恐竜展の陰で本当にひっそりとやってるけどw、中の人気合入ってるんで見てやって欲しい。


・今のグローバル化した世界では、感染症など良くないものも輸出される。日本も他人事ではない ・ビルハルツ住血吸虫症に感染している学童の注意力・集中力を見るテストの結果があって、結果は多分予想通り

・蚊帳の現物。住友化学のオリセットネット。網に薬を練りこんだタイプで、少し網がほつれても、虫が網に触れた時点で効果がある。5年はもつ。
蚊帳のアフリカ流使用法について「本当はいけないんですけど……まずは今日明日のメシですからねぇ(意訳)」

・大抵の熱帯症は予防・治療法が確立しているが、国政への関与提案が認められない、金・人材・インフラ・住民の理解協力不足で大変
アフリカな人々「だって正確な人口も分かってないし」
長崎やJICAな人々「はいはい。こちら人口動態把握の仕組み構築(DSS)やりますんで」

・安全な水の提供を目指している。スラム地区で給水施設を設置だーい

・診療今昔。今はガーナ大学の野口研、ケニアのKEMRI、ザンビアのUTHと連携してる

以上、主観注意。
[通りすがりの三等兵さんよりコメントで補足情報を戴きましたので記事に追加しました。2009-03-16]


スレには書き込まなかったんだけど、俺も土曜に上野の森作戦に参加してきました。
双六の為だけに行ったようなものだったけど、良い勉強になりましたよ。
俺が行った時のJICAブース担当者は長崎大の人ではなく実際に青年海外協力隊として東アフリカで活動暦のある人達でした。

双六を楽しみつつ色々とお話させていただきました。
やはりもう少しアフリカで起きている事などに関心を持ってほしいという強い想いを感じましたね。

展覧会開催への感謝&応援の気持ちと軍板アフリカスレで話題になっている事を併せて伝えたところ、多少の驚きはありつつも興味を持っていたり実際に来場した人達の存在に喜ばれて居られたように思われます。

恐竜博の初日と重なったのと天候が悪かった割には、あるいはそれによりなのかは判らないけど結構な人が足を止めてじっくり観てましたよ。
これでもう少し開催期間が長ければ・・・とスタッフと一緒に頷いてましたがw

会場の広さはそれほどでもなかったけどそれに反比例して内容は充実していた、良い展覧会だったっす。

展示内容を把握できているか否かで双六のプレイ内容が変わるんじゃねーの?との突っ込みには、上記のJICAブ−ス担当者がしっかり同意してくれましたw
あと、保健大臣で双六作成できるんだから農水大臣とか財務大臣とかで作ったらどうですか?とも売り込んでおきましたw
内容によって対象年齢を変えれば広く教材として使える可能性がありますからね。

アフリカに魅せられて染まってきた名無しのレポらしからぬレポでした。
長々とごめんなさいm(_ _)m


双六は人のプレイを見てるだけでも面白かったですよw
落ち着いてる子と短気っぽい子との成績の差が結果にしっかり現れますからね。

俺の前にやってた子達はこれなんてチート?と思うくらいに好成績叩き出してたのには驚いた(汗)

クーデター勃発となっても速攻鎮圧だし、公衆衛生の基盤が整えられていて予算も十分確保されているとかありえない…

俺参加の回は小学生兄弟とブースの担当と4人でやったんですが兄弟のお兄ちゃん以外はクーデターに嵌ってしまい俺以外の2人は政権転覆w

俺は衛生の基盤は整えられたものの反乱を鎮圧できずにいたままゲーム終了となりました。
弟君は開始時よりイラついているのが丸わかりでこれはもしかするとと思う中、案の定クーデターのマスに到着し即政権転覆w
その場に小さなヒャッハーのご登場となりました。

というかですね、家畜に仔が生まれた。2マス進む→クーデター勃発!とか止めて下さい(泣)
そこそこの成績を出して終れると思ったのになぁ…
[takaさんよりコメントで情報を戴きましたので記事に追加しました。2009-03-18]

posted by ナナシ=ロボ at 11:10| Comment(9) | TrackBack(0) | アフリカ・忘れられた場所で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする