2004年08月19日

「華氏911」

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なんか小泉首相までが「ブッシュ批判、小泉批判。批判、批判じゃなくて建設的な議論が大事だね」とか相変わらずパーなコメントを、しかし真顔で出す事態になってますが、騒ぎ過ぎじゃないですかね。
マイケル・ムーア「大師匠」の作品は、自分の予め想定した世界に合わせて事実を切り張りしてお笑いを取るってモノですから、元々「真実を追求するドキュメンタリー」てーのとは程遠いんですよ。カンヌでもドキュメンタリー部門での出品じゃ無かったわけで(不利を承知で一般映画部門にエントリーする事は可能)。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも、かなり肝だった、

・NRA(全米ライフル協会)は、高校での乱射事件が起こった僅か10日後に事件
 のあった町のすぐ近くで「わざわざ」集会を開いた

・カナダでは外国人でも直ぐに銃の弾が買える(アメリカより銃に関して条件が緩
 いのに、どうしてカナダでは銃犯罪が少ないのか?と話を展開していく)

という二点は確実に脚色だと明らかになってますし。
ですが、俺がわざわざ「大師匠」と呼ぶ通り「芸人」としての腕は一級です。前出の「ボウリング〜」でも、俺、笑いっぱなしでした。

最近はめっきり影を潜めてますがお笑いの「爆笑問題」の時事ネタに対して真面目に怒る人は馬鹿、良くても野暮って奴でしょう。大師匠の作品に対しても、それで良いと思うんですけどねー。

ところで、「それは自由が燃える温度」てコピーは凄く良いと思う。よくやった>ギャガ・コミュニケーション。

PS.
「華氏911」の公式サイトを見てて、グランプリを取った時の審査委員長が、かのデビュー僅か三作目の大傑作「パルプフィクション」でカンヌ・グランプリをかっさらった典型的人格破綻型天才のクエンティン・タランティーノと初めて知った。
お前かっ、お前がこの騒動を一段と大きくした元凶かっ(苦笑)>タラ。
posted by ナナシ=ロボ at 19:31| Comment(1) | TrackBack(0) | アメリカ合衆国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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「それは二郎が燃えるコント」

>自分の予め想定した世界に合わせて事実を切り張りしてお笑いを取る

なんだかカッコが良い。あたしの場合はどうだろう?
「自分がその場で思いついた世界に合わせて事実を七色に変化させてチャットで垂れ流す」・・・?

あたしにも何か賞を下さい。>イクラ。
Posted by 0 at 2004年08月20日 21:37
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