2004年08月26日

スーダン、AU派遣軍第一陣到着

ダルフール問題解決の為に国連と行動計画を合意したスーダン政府ですが、相変わらずヘリコプターで空爆したり、スーダン政府が支援していると言われるアラブ系民兵が村を襲撃したりして国連緊急援助調整官室(OCHA)から怒られたり既に20万人が逃れているチャドのスーダン人難民キャンプに、今回のダルフール騒乱で新たに3万5000人が逃げてくるので収容能力が限界に近付いてる
とか、イナゴの大群がチャドに侵入し約2万ヘクタール食い荒らして、それでなくても難民で底が付きかけてるチャドの食料事情を悪化させたり、この群は、今後は紛争ど真ん中のダルフールに向かうから、ますます食い物なくなって難民が増えるだろうとか、相変わらずお先もお後も真っ暗ですが。何はともあれ到着しました、第一陣。

スーダン紛争 ルワンダ軍展開へ アフリカ連合監視団を保護
オランダの財政支援を受けたアフリカ連合(AU)主導のルワンダ軍150名が十四日にもダルフールに展開し、AUの監視団を保護する活動に入る。ダルフールの紛争で外国軍がスーダンに入るのは初めて。

150名じゃ、ほとんど何も出来ないでしょうが、まず入ったと言うのがだいじ。この後、ナイジェリア軍150名が8月中には到着する予定です。

因みにルワンダがダルフール問題に熱心なのは、半年間で80万人が殺された「ルワンダの虐殺」と同様に見ていて、「あれを再び繰り返させないぞー」とアピールする事で虐殺で失墜した国際的信用を回復したい為のようです(勿論、善意という理由もありますが)

一方、監視団とその護衛だけでは、ちっとも事態の解決にはなりませんから話し合いもと言う事で
ダルフール紛争で和平交渉 自主解決探りAUが仲介
交渉には、スーダン政府、反政府組織「スーダン解放軍(SLA)」と「正義と平等運動(JEM)」の2派のほか、大量の難民が流出している西隣チャドのデビ大統領、リビアのシャルガム外相、アラブ連盟のムーサ事務局長らも参加予定。
AUは今回が国連介入前に「自主解決」の道筋を付ける最後の機会と位置付けている。

ですが、案の定話し合いははかばかしくありません。
交渉開始前、スーダン政府交渉団(中略)は「反政府組織と、アラブ系民兵組織ジャンジャウィードなどの武装解除を同時に進める」と表明。反政府組織側は「敵(政府)にわれわれの武装解除を任せるわけにはいかない」と強く反発した。
(中略)ダルフール地方に派遣されるAU平和維持部隊の規模を当初の300人から2000人に増やす計画について「必要ない」と拒否する考えを示した。
AUは同部隊の任務を、現在の停戦監視団の護衛から住民保護や反政府組織の武装解除にまで拡大させたい意向だが、スーダン政府は強く反対している。


やっぱ、駄目でしょ、いつもの通り…
(以下、続きを読む)スーダン、ダルフール平和維持部隊の規模拡大で合意
スーダン政府は25日、アフリカ連合(AU)との間で、アラブ系民兵による住民攻撃が続く西部ダルフール地方に派遣されるAUの平和維持部隊を増やすことで合意した。民兵の武装解除の糸口になるとみられている。

え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛っ!?
posted by ナナシ=ロボ at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スーダンを見つめて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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