2005年01月21日

memo:2005-1月(アジア)

・東南アジア、イスラム過激派連携(1/3)
・パキスタン、アフガンからの砲撃に抗議(1/5)
・ミャンマー、一時停戦後、初戦闘(1/13)
・カシミールで2度の戦闘(1/18-21)

朝鮮の武器密輸、イスラム過激派の連携も浮き彫りに
東南アジアの治安筋によると、北朝鮮は外貨獲得の目的で各地の反政府組織に接近し、銃器などの通常兵器を輸出する「北朝鮮コネクション」を形成。
(中略)
MILFは、比南部ミンダナオ島で栽培・生産したマリフアナや覚せい剤の密輸出などに加え、テロ組織アル・カーイダから恒常的に資金援助を受け、活動費用としてきたことが、比治安当局などの調べで確認されている。

比警察は2004年6月に資金供給役だったアル・カーイダ構成員を逮捕。同構成員の供述などによると、一説には2003年12月現在で毎月約5万ドルがアル・カーイダからMILFに渡っていたという。
(中略)
比治安部隊は2000年以降、同島内のMILF基地に対する制圧作戦を進めてきたが、現場の部隊はゲリラ側に武器を横流しするなどなれ合い関係にある。このため、MILFは島内に拠点施設9か所(2004年12月現在)を確保し、活発な活動を続けている。

一方、2002年10月のバリ島爆弾テロや2004年9月の在ジャカルタ豪大使館前爆破テロを首謀したとされる東南アジアのテロ組織ジェマア・イスラミア(JI)は、ミンダナオ島のMILF軍事訓練キャンプで構成員らを訓練してもらう見返りに、MILFに資金を提供。逆にJIも、同島で運営するJI訓練施設「キャンプ・フダイビヤ」(別名ジャバル・クバ)にMILF構成員を受け入れるなど、両者は密接な連携態勢を構築している。

東南アジア各国の治安当局は、JIに対する摘発攻勢を進め、かつてJIが域内に確立した4つの総支部組織は事実上、機能不全に陥った。しかし、キャンプ・フダイビヤのある比南部や、スラウェシ島、カリマンタン北部などの支部は健在と見られるほか、複数の幹部構成員がインドネシアなどの逃亡先で非JIのイスラム過激派に接触して自爆テロ要員に仕立て上げ、テロ遂行能力の維持を図っている実態も浮上した。

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パキスタン、国境地区の砲撃事件についてアフガン駐留米軍に抗議
(北京放送の記事)
パキスタン軍当局(中略)は3日
(中略)
「アフガニスタンとの国境に近い北ワジリスタン部落地区に駐屯しているパキスタン国境部隊は2日アフガニスタン側からの砲撃を受け、パキスタン軍兵士1人が死亡し、3人が負傷した。パキスタン側は既にアフガニスタン政府とアフガン駐留アメリカ軍に口頭と書簡の抗議を出したが、これまで如何なる返答も受けていない」

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<ミャンマー>カレン民族同盟と交戦、国軍5人死亡
最大の反政府勢力、カレン民族同盟(KNU)は11日、ミャンマー国軍との間で戦闘が発生し、国軍側に死者5人が出たことを明らかにした。両者の交戦は、KNUが03年12月に一時停戦を表明して以来初めて

【インドシナ】ミャンマー軍政、少数民族拠点を攻撃
ミャンマー軍事政権は11日、少数民族の反政府組織、カレン民族同盟(KNU)が東部カレン州カロワーに設置している拠点を攻撃した。(中略)KNUのマンシャー書記長の話(中略)。カロワーに隣接するタイ北西部ターク県に駐屯するタイ国軍も攻撃を確認

KNUは(中略)応戦し、軍政兵士7人を拘束、10以上の武器を押収した。他のKNUの拠点も攻撃されたもようだ。マンシャー書記長は軍政に抗議文を送るとしながらも、軍政との停戦交渉は継続する方針を明らかにしている。
西洋人とカレン族で組織する難民支援団体、フリー・ビルマ・レンジャーズの12月11日の発表(中略)によると、ミャンマー軍政は11月半ばから、カレン州で攻撃を仕掛けている。村々を焼き打ちしているもようで、約8,000人が避難しているという。

KNUはミャンマー独立直後から、自治を求めて中央政府との武装闘争を続けてきた。昨年1月に軍政のキン・ニュン第1書記(当時)との間で停戦に合意したが、キン・ニュン氏が同年10月に失脚したため交渉は中断されている。

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<印パ情勢>カシミールでパ軍砲撃と非難 インド軍幹部
インド軍幹部は18日、同国北部カシミール地方でパキスタン側から砲撃があったとして、パキスタンの停戦合意違反だと非難した。パキスタン軍報道官は「インド側で爆発音が聞こえたが、パキスタン側から砲撃はしていない」と否定。事実上の国境線である実効支配線越しに撃ち込まれ1人が負傷した。

カシミールでまたも停戦違反事件
カシミール地区のインド側実効支配線内で20日、1時間もの銃撃事件が起き、これまで14ヶ月間続いた印パ両国間の停戦状態が、この3日間だけで二回にわたって破壊されています。

インド軍の高級将校の話として、今回の銃撃事件は現地時間20日午後7時ごろに起き、銃撃戦は1時間も続いた。(中略)「インド側は、今回事件がパキスタン軍或いはゲリラによるものであるかどうかについて踏み込んだ調査を行っていく」

パキスタン、インドとの停戦協定違反を否定
パキスタン軍当局のスルタンスポークスマンは21日(中略)「パキスタン側は停戦協定に違反するかどうかについての調査を行い、インドの支配下のカシミールに発砲しておらず、停戦協定にも違反していない。パキスタン軍当局は18日と20日の交戦事件の張本人が誰であるかを知っておらず、パキスタンは、停戦協定を尊重し、両国の関係を緊迫化させたくない」

posted by ナナシ=ロボ at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アジア・忘れられた場所で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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