2005年01月28日

パウエル国務長官、退任

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<米国務長官>パウエル氏、涙の惜別スピーチ
ブッシュ米大統領の政権2期目入りを機に退任するパウエル国務長官が19日、国務省で惜別のスピーチを行った。ロビーと周辺の屋内バルコニーを埋めた数百人の職員から感謝の歓呼と拍手を送られ、万感胸に迫って涙をこぼしそうな表情も見せた。

パウエル長官は軍歴35年の退役将軍。スピーチでは、4年前の長官就任の際、妻から軍隊式ではだめだと忠告されていたのに国務省では歩兵大隊を指揮するような調子で仕事を始めてしまったと「告白」して職員らを笑わせたあと、「諸君は私の部隊、米国の部隊だった」と米外交への貢献をたたえた。

また、4年間の数々の外交懸案と成果を列挙して献身に感謝し、「国務長官を辞しても私は諸君とともにある」と述べて別れを惜しんだ。

パウエル国務長官、涙の退任演説…成果と無念が交錯
欧州の同盟国の反対を振り切る形で踏み切った対イラク戦については、「独裁政権を打倒した」と簡単に触れただけ。国際協調を重視したブッシュ政権を代表する穏健派の告別の辞は、成果を誇るだけでなく無念の思いをもにじませたものとなった。

ブッシュ政権内では、強硬派のラムズフェルド国防長官やチェイニー副大統領とイラク問題や北朝鮮の核問題への対応をめぐってことごとく対立。統合参謀本部議長を含め、35年が軍隊生活で戦争の惨禍を知るパウエル長官は、戦争という選択肢にはギリギリまで反対した。

バウチャー報道官によると、退任演説後、執務室に戻った長官が、電話で退任挨拶をしたのが、イラク開戦反対の急先ぽうだった仏独露の3外相。「最後まで同盟国との関係改善を願う長官らしい去り際」(同省高官)との声もあった。

「政治ポスト」目指す意思なしと、退任のパウエル長官
今後の去就について「政治的なオフィスを目指す考えはない」と言明した。

また、近い時期に書物を執筆する計画もないと強調した。退任後の身の振り方については、まだ、具体的に決めてはいないとも指摘。その上で、「残りの人生を冬眠に当てるようなことはしない。民間人の生活を送ることで、国に貢献し続けることも可能だと考えたい」などとも述べた。

長官は、米大統領選の有力候補として名前が挙がったこともある。

パウエル氏は昨年12月、AP通信と会見し、長官退任後は、恵まれない子供たちに教育の機会を与える分野で働きたいと示唆していた。

イラク開戦の直前、世界中が疑っていイラクの大量破壊兵器の存在について説明した時、なにより貴方自身が、その存在に懐疑的な態度がすけて見えてしまいました(苦笑)。そんな貴方にとっては、正直がちっとも美徳とならない政治の世界は随分と苦痛ではなかったかと想像します。

ただ、やっぱり残念でもあるのです。出来れば貴方には、あの見た目も脳味噌もチンパンジー並と思える大統領の下で、真に軍を知る者として頑張って欲しかった。陳腐な言葉ですが「政権の良心」として。

イラク戦争に最後まで反対した貴方の姿は「軍人は戦争を嫌う」と信じる俺にとって一つの理想でした。

また、いつか。貴方を歴史の表舞台に待ち望むアメリカの復元力を信じて。
(ここまで2005-01-23 22:29:42)


この記事を読んだ方が川柳を作ってくださったそうです。ありがとうございます。


広目天=仏教を護る護法神、四天王の一人。
他の三人の天王が全て武器を持つのに対して、右手に筆、左手に巻子を持つ。
森羅万象全てを見通し情報を司る神である事を表わしている。

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posted by ナナシ=ロボ at 22:04| Comment(6) | TrackBack(1) | アメリカ合衆国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも思うんだが、この手のTBって、BlogPeopleとかで自分の書いたテーマとちょっとでも被るような記事に、片っ端からTBカマしてるんだろうなぁ。勿論、その後、相手のBlog覗いたりもしないで。TBはspam宣伝打ち捲くるツールじゃ無ぇっての(苦笑)。

まあ、それでも個人のblogからのTBは削除はしないだけどね。けど、二回目が飛んで来たら殴り込み行くよ?(笑)
Posted by ナナシ(天籟) at 2005年01月24日 15:50
殴りこみはいやです^^;;(殴らないでね)
元気ですか?私は元気にしてます^^
記事と関係ないことを書いてごめんね。何処に書いたらいいのか わからないから^^;;
Posted by おちゃ〜 at 2005年01月24日 18:39
こんにちは帆波と申します。
こちらのブログを読ませていただいて、浮かんだ句でしたのでトラックバックさせていただきました。コメントを同時に書くべきでした。
申し訳ございませんでした。

Posted by 帆波 at 2005年01月24日 21:21
>帆波氏
なるほど、拙blogの駄文を元に句を作って下さったのですね。
こちらこそ、いきなり喧嘩腰で話をしてしまい大変失礼しました。

僭越を承知で申し上げるのですが、今回の様にどこかのページに着想を得て句を作られた場合は、そのページにリンクを張り、その上でトラックバックを打つのが本来のトラックバックの使い方になります。今回、お知らせがてら俺の方でもやってみました。

また、リンクとトラックバックに付いての解説動画のアドレスを載せておきますので、よろしければご覧下さい。

http://kotonoha.main.jp/weblog/000255_trackback.html

ところで、お詫び代わりに恥を晒して、私も駄句を一つ。
新潟中越地震で水没した山古志村の映像を見ていて、浮かんだ物です。

「初春は 沼から村に せめてもと」
Posted by ナナシ(天籟) at 2005年01月28日 21:55
>おちゃ嬢
アンタみたいなカタギの所になんか殴り込みに行ったら、例のろくでもない連中に、逆に俺がボコられちまう。なので、ご心配なく(苦笑)。

まあ、近況報告とかご機嫌伺いが似つかわしくないblogだけど、まあ気が向いたら手近な記事にでも(笑)。
Posted by ナナシ(天籟) at 2005年01月28日 21:56
帆波です。
ご指摘、ご指導ありがとうございました。
また、参考のサイトは大変役に立ちます。
これからも読ませていただきます。

ナナシ(天籟)さんの歯切れの良い文章と、揺るぎ無い視点に好感を抱いております。
Posted by 帆波 at 2005年01月29日 14:35
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松戸川柳会・一月句会
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Tracked: 2005-01-24 15:36