2007年05月23日

笑う「男」

Uni_0371.jpg
本からデジカメで撮った物なので荒い画像で申し訳無いが、まずは、この画像を見て欲しい。
(クリックすると大きくなる)


直ぐに昭和帝=昭和天皇=Emperor Hirohitoと判っただろうか。もしかすると、日本人、特に天皇や皇室に関心の深い人間であればあるほど、一瞬、判らないのではないか。意外過ぎて脳が「天皇」の知識と結び付けられないとでも言おうか。俺はぱっと見て昭和帝であるとは判らなかった。

Uni_0367.jpg

別の一枚


Uni_0396.jpg
香淳皇后

だが、むしろ良子様、ながこさんと呼びたくなる様な写真。
俺は、かつて香淳皇后を名前で呼びたくなった事は無かった。


これらの画像は、この本で見られる。

4087200132マッカーサー元帥と昭和天皇
榊原 夏

集英社 2000-01
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この本には、前掲の3枚の他にも、占領中にGHQに雇われたカメラマンによって撮影された多くの皇室写真が紹介されている。中でも、俺が最も衝撃を受けたのはカメラに微笑を向けながら、何かを言いかけているような昭和帝の姿だった。キャンプションの一部を引用する。

カメラマンのポリアが人なつっこかったのだろうか。いつも付いて回っている彼に天皇がうちとけられたのだろうか。いずれにせよ、このように自然な表情をカメラに向かってされたことを我々は知らなかった。明治天皇に始って、常に天皇の写真は威儀を正していたように思う。

前掲の3枚を含めたこれらの写真が戦後派の人間に与える衝撃は、マッカーサーとの2ショットで受けた戦中派の衝撃に匹敵するだろうと俺は感じた。もし、これが公開されていたのなら、戦後天皇の形、特に老齢となられてからの国民の感情とそれに反応した昭和帝ご自身と皇室、宮内庁の対応は随分と違った物になったのではないかと想像する。機会があったら、ぜひ見て欲しい。

これらの写真の原版はカラーだそうである。長年、カメラマンのプライベート・ネガとして置かれ、現在は、アメリカ、ノーフォークのマッカーサー記念館に保存されている。

日本国、特に宮内庁が働きかけ、なんらかの形で広く公開する事を強く希望したい。

posted by ナナシ=ロボ at 10:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 皇室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに画像だけ見て昭和天皇だとは分かりませんでした。昭和天皇に限らず、皇族の人って穏やかに笑ってるところしかイメージにないですね。
Posted by 姫蚕 at 2007年05月24日 06:08
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