2005年01月04日

米艦船、核抜取り検討/防衛省昇格

米、核兵器の抜き取りを一時検討=日本の領海入り前に海軍艦艇から−英機密文書
核兵器を積んだまま日本に寄港しているという(中略)証言が日米関係に大きな衝撃を与えたのを受けて、米当局は核搭載艦が日本の領海に入る前に核兵器を抜き取る可能性を一時検討したもようだ。
1日機密指定を解除された英国の公文書で明らかになった。

「せんそーのつくりかた」つーより「ニュースの読み方」。
「核兵器を抜き取る可能性を一時検討した」って事は、結局抜いてない、つまり「作らず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則が空文化していた証拠がまた一つだ、日米両政府は今までの欺瞞を真摯に反省しる!ワー ワー
…ではなくて、更に一歩先を。

ラロック退役海軍少将の証言は、60年には国民的運動だった安保闘争が単なる「子供達の反抗」に成り下がった70年安保闘争の更に4年後の1974年。日米安保条約は一年毎に自動更新される現在の形に改められ、この翌年終結するベトナム戦争の後方策源地としての日本の地位や互いの経済的結び付きもあいまって既に日米関係は確立していた。

実際、日本の国内での核アレルギーを原点とする当時の大騒ぎに対して米が一切シカトこいても日米関係は揺るぎもしなかった。もう「揺れていた時代の熱い風」は吹き終わっていたのだ。

いま言っているのは後知恵だが、米国政府内ではそういった分析は当然、有っただろう。にも関わらず、例え一時期にしろ、核兵器抜き取りの可能性が検討された。

自国の利害得失をシビアに見極め、必要と思ったら同盟国政府が窮地に立つ事も厭わず、断固シラを切り通す。だが、その態度を決定する前には全ての可能性を俎上に上げる。

ご同輩。これが政治であり外交という物なのだよ、たぶん。

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「防衛省昇格」法案、次期国会提出へ…公明が容認方向
政府・与党は3日、防衛庁を省に昇格させる「防衛省設置法案」を次期通常国会に提出する方向で調整に入った。
(中略)
防衛庁が省に昇格すれば、閣議案件を独自に提案できるようになるほか、独自の予算要求や省令の制定が可能となる。
(中略)
公明党が同法案提出に前向きに対応する方向となったのは、
〈1〉今後、防衛庁を中心として有事関連法に基づく危機管理体制を整える必要がある
〈2〉イラク復興支援などで自衛隊の幅広い活動が求められている
などの判断によるものだ。

まあ、やっとこさ、ここまで来たという感じかな。
「防衛省」より「国防省」の方が萌えだろ、ついでに「自衛隊」も「国防軍」に改称しろとか思う事は色々あるのですが、まだまだ法案の中身も判らないのでまずは静観。
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2004年12月31日

memo:ポーランド

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2004年12月24日

メリー・クリスマス

あの頃は人々はまだ疑う事を知らなかった。
浪漫に溢れた遠足、荒々しい男らしい冒険。
戦争は3週間。出征すれば息もつかぬうちにすぐ終わる。大した犠牲を出すことも無い。
私たちはこんな風に1914年の戦争を単純に思い描いていた。
クリスマスまでには家に帰ってくる。新しい兵士たちは笑いながら母親に叫んだ。
「クリスマスにまた!」
−昨日の世界 ステファン・ツヴァイク−


1914年、オーストリア皇太子暗殺に始まった第一次大戦は4年続く。
死者900万、負傷者2000万。

以後、呪いであるかのように「クリスマスまでにXXを」を謳った大規模軍事作戦で、成功したものは史上無い。
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2004年11月11日

維納円舞曲 〜 中国原潜、領海侵犯 〜

日本の反応を確かめる為に領海侵犯した中国
黄海付近での今以上の中国の自由を許さんとした日本

けれど、中国が日本艦艇へ反撃する事も
日本が攻撃や強制浮上させたりする事も
絶対に無い

日本が中国に抗議し
中国がこれをはね除けても
両政府がそれ以上に事態を悪化させる事も絶対に無い

中国は日本の政治的反応という情報を手に入れ
日本は中国に対して今までとは違う断固たる姿勢を示した

どれ一つ決まり事からはみ出す事のない
膨大な血税と資源を使ってのウィンナー・ワルツ

そして誰も死なない
これぞ大国の戦争ってもんだ
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2004年11月09日

イラク・ファルージャ包囲戦

10

「あれはどーなっているのか、なんか書け」と言われたが、規模が大きいだけで「イラク・ナジャフ包囲戦」と同じとしか言えんぞな。イラク軍を中心として濃密な対ゲリラ包囲網を敷いてそれを徐々に絞っていき、ザルカウイ派の抵抗が激しい所は、空からの支援も含めて米軍が大火力で制圧。前線のへーたいさんと巻添え食う民間人(人口30万の内70%は市外に退避したつー報道もあるけど、どーだかねぇ)の人達はたまらんでしょーが、軍事的には極めて妥当で堅実な作戦。したがって、来年1月に実施予定のイラク総選挙を妨害出来ないくらいまでザルカウイ派の勢力を減少、壊滅する所までは成功する。

むしろ問題は作戦終了後。上記の記事で予測した様に、ナジャフで自派を壊滅させられたサドルは平和的闘争方法にシフトした。
だが、サドルが、あくまでも自分の勢力を伸張させようと思っている政治家なのに対して、ザルカウイとその一派は狂信者だ。ザルカウイが殺されたり、自派を壊滅させられたとしても平和的政治闘争に手段をシフトさせる事は有り得ないのだから。
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2004年10月07日

memo:中国軍、北朝鮮国境に3万人 北も呼応?

中国軍、北朝鮮国境に3万人 北も呼応?憶測呼ぶ
記事中に有る様に
・北朝鮮が弾道ミサイル発射や核実験に踏み切らないよう牽制
・北朝鮮からの脱出者を国境線で食い止める対策
・軍事演習
のどれかだと思うんだけど、沖縄で事故起こしたF-15 ―8月にアラスカ基地からわざわざ呼び寄せた最新鋭機だー、ワーイ(棒読)― が、空中接触を起こすほど激しい訓練を行っていたのかもしれない可能性と訓練再開が三日後とやや早いのが気になるので、ちと取り急ぎメモ。
posted by ナナシ=ロボ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月21日

「87式偵察警戒車」だと思われる

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眞鍋かをりが「環七を戦車が走っていました」と書いている。
なぜ、そんな事をTBまで付けて取り上げてるかというと、これは戦車では無いと言いたいのである。
ただの軍ヲタの拘りなのである。


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2004年08月26日

イラク・ナジャフ包囲戦

以前、「『兵隊を歩かせる』と言う事(2004-07-01)」で書いた徹底した対ゲリラ包囲戦を行って、やっと「有効な攻撃」が出来た米軍。民兵1,700名以上殺害、拘束したと発表してるが、内三割は巻添え食った無辜の市民だとしても損害は約1,200名。今回のナジャフ包囲戦の前にサドル派民兵は2,500〜3,000名と伝えられていたから損害率4-5割。
通常の軍は損害が2割を超えると戦闘行動は不可能になり、3割を超えると「全滅」と判断される。通常の軍に比べ組織が遥かに緩いゲリラでも、5割の損害では当面は戦闘行動は無理。

シーア派穏健派指導者シスタニを帰国させて、サドルへの説得も万全の構え。
サドルは一気に勢力を失うか、平和的政治闘争に手段をシフトするしかなくなった訳だ。

都市ゲリラ戦では、多少の血が流れようとも徹底的に武装勢力を潰して安全を確保するしかない。安全が確保されなければ、正常な経済活動は行われず貧困が生まれる。そして貧困こそ新たなゲリラを生み出す最大の土壌なのだ。腹がくちい時に命を掛けて戦おうと思う奴はあんまり居ない。
とりあえず、良くやったと言うとく>米軍。

ここより余談。
実は、今年3-4月のファルージャ攻防戦でも今回と同じ様に徹底した対ゲリラ包囲戦を行って成功し掛けたのだが、米軍が、ファルージャ市街への突入に伴う人的被害を恐れた為に妙な形で停戦。その結果、ファルージャは武装勢力の解放区の様になり武装勢力を増長させる結果となった。今回は同じ愚は犯すまい。
ただし、それが実現できたのは市街地での濃密な包囲網を引いている ―そして、損害をほぼ一手に引き受けている― 新生イラク軍とイラク警察という「歩兵」があったればこそ。いかに自分の国の事だからとは言え、イラク人同士、顔の見える距離でてっぽー撃ち合って殺し合い。救われないねぇ。

「続きを読む」は俺用メモ。続きを読む
posted by ナナシ=ロボ at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月01日

戦争を無くすもの

この記事は、この記事の一つ下、「スーダン:ただ見つめるのみ(2004-07-30)」で戴いたコメントに答えたものです。
戦争を語るにはその暗い面と同時に、それらを無くそうとしている存在を語るのも当然である。

当然とは思いません。軍事力の背景なく「戦争を無くそうとしている」努力が有益な実を結んだ例を私は知りませんので。
将来の戦争を抑止するのは、軍事力を裏付けとした国家の外交努力ですし、始まってしまった戦争を終わらせるのは、軍事力によって引き起こされた「恐怖」か「疲労」、あるいはその両方が揃った場合だけです。

以前に「防衛力の必要性(2004-06-24)」でも触れたボスニア内戦へのNATOの空爆が決定された時、世界のはんせん、へーわしゅぎしゃのみなさんは随分と反対運動で騒ぎましたが、そのNATOの空爆と介入こそが長年に渡るボスニアの内戦を終結させました。

ベトナム戦争当時の反戦運動はどうなんだ?と言う方がいらっしゃるかも知れませんが、当時の米国の世論の大多数は「ベトナムからの米軍の撤退」であり、決して反戦運動では有りませんでした。かつてマッカーサーが語った「アジア人の戦争はアジア人に任せよう」というだけです。
また、いわゆる「ベトナム反戦運動」が急速に盛り上がったのは、「テト攻勢」と呼ばれる北ベトナム側からの大規模な攻撃によって米兵の瞬間風速的な被害が増えたからなのですが、軍事的には「テト攻勢」は北ベトナムの大失敗でした。もし、当時のジョンソン米大統領のスタッフが世論に屈せず大規模な反撃を命じていれば、北ベトナムは更なる大被害を蒙り、和平交渉のテーブルに付いたのではないか、と言われています。

繰り返しになりますが、「戦争を無くそうとしている」物で明確な効果を持つ物は、戦争の原因となる軍事力だけです。その他の全ては結果として悲劇を拡大すると断言しておきましょう。例えば、湾岸戦争時、戦争による犠牲者を少なくする為という理由でイラクへの地上侵攻を止めた結果、「多国籍軍への協力」という罪名でイラク国内で一〜三万人が処刑され、その後10年に渡ってフセインの独裁が続き、それに伴う犠牲者が加算された様に。

従って、軍事力の裏付けなく「戦争を無くそうとしている存在」を、私はむしろ有害と考えていますので、今後も当blogで積極的に取り上げる気は有りません。
posted by ナナシ=ロボ at 22:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月26日

陸自無人偵察ヘリ/核闇市場/ロボットスーツ/.

ネタ捌き切れないので「五星の帝国」カテゴリー廃止しました。

サマワに無人偵察ヘリ 防衛庁が派遣検討、迫撃砲対策で
陸自が駐留するサマワでは、4月に陸自を狙ったと見られる迫撃砲弾が宿営地そばに着弾する事件が相次いだ。同庁は迫撃砲対策として周辺の監視を強化しているが、上空からの監視活動も不可欠と判断した。

タイトルに偽りあり。偵察ヘリと言ってもラジコン。しかも本来の開発用途は農薬散布なのです(笑)。
しかし、そこは技術大国日本、農薬散布用ラジコンと言ってもばかに出来た物ではありません。

・GPSを搭載し、予め設定されたコース飛ぶだけならば操作不要
・仮に操作中に電波が切れたらスタート地点に自動で戻ってくる
・完全自動姿勢制御システム「YACS-G」で最大、風速12mの突風でも対応可能
・コントロール電装系には、合計10個のCPUを配して常に各部の正常な作動を監視し、万が一の故障発生の際にも異常部位を使わずに制御する
・散布による薬剤の侵入を防ぐために全ての電装品の防滴構造化(砂も入らないつー事)

と、前にフジTVで導入検討が報道された時に改めて調べた俺も驚く高性能。もっと詳しく知りたい方はこちらを。
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核の闇市場、世界の20社超関与…IAEA局長
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は(中略)世界の企業20社以上が、パキスタンのカーン博士を中心とした「核の闇市場」を通じ、核爆弾製造に結びつく核技術を不法に北朝鮮やイラン、リビアに供給していたことを明らかにした。
(中略)
日本企業がウラン濃縮の遠心分離器用部品をリビアに輸出した(企業名、時期不明)のをはじめ、米国、ドイツ、オランダ、ベルギー、マレーシア、ロシア、中国などの企業が闇市場に関与していたことが外交筋などの話で判明している。

ここまでは、まあ既出の話なのだが、驚くべきは以下のくだり。
同事務局長はまた、カーン博士らによるもの以外に核のネットワークは存在しないことや、カーン博士らとテロリストとの間に関係がなかったことも指摘した。

巷間まことしやかに言われていた、旧ソ連崩壊による混乱やそれが招いた貧困で核物質が横流しされてる…と言うのは、殆どデマだったと言う事だ。
そして、この調査を元に出される報告書は、確実にアメリカの次の攻撃の口実を少なくするだろう。「テロリストが密かに核物質を手に入れ大量破壊兵器(核物質の散布も含む)を製造する」という名目は、もう使えないのだから。
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ロボットスーツを商品化 筑波大教授らがベンチャー
身体機能に応じてつくる個人用は100万−200万円、リハビリなど複数の用途に使う医療機関向けは1000万円以下の価格を目指すという。

スーツは、脳から伝わる電気信号をももの皮膚に付けた8個のセンサーでとらえ、モーターの力で動きを補助する。高齢者や障害がある人の歩行の補助、重い防護服を着て災害救助に当たる人の負担軽減などに利用できる。

学生が試した結果、脚で押し上げられる重さが装着前の70キロから180キロに上がったという。山海教授は「当面は福祉での利用が中心だが、スポーツなどの分野でも使えるようにしていきたい」と話している。

軍事の分野でも使えてしまうだろうなぁ…つーか、予算使い放題の悪魔と手を組みませんか?>筑波大教授。続きを読む
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2004年07月20日

追悼・栗栖元統幕議長

栗栖弘臣元統幕議長が死去=自衛隊超法規発言で解任
78年7月、インタビューや記者会見で「法に穴があるため、奇襲攻撃を受けた場合に首相の防衛出動命令が出るまで動けない。現地部隊が超法規的行動を取ることはあり得る」などと発言。シビリアンコントロール(文民統制)の観点から不適切として当時の金丸信防衛庁長官に更迭された。

色々有ったけど、ここまで来ました。これからも色々有るでしょうけど、何とかしていきたいと思います。
安らかにお眠り下さい。
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2004年07月11日

秋にカリブ海でPSI訓練 米主催、初の図上演習も

秋にカリブ海でPSI訓練 米主催、初の図上演習も
米国が主導する大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)の合同訓練が、今年11月にもカリブ海で実施される方向が10日までに固まった。米国が初めて合同訓練を主催する。PSIの拡大を目指して図上演習(ウォーゲーム)も初めて行われる予定で、最大規模の訓練となりそうだ。
これまで北朝鮮、イランなどを仮想した核兵器など大量破壊兵器の拡散阻止が主眼だったが、今回はテロリストの資金源となっている麻薬などの密輸入阻止シナリオも検討されている。

メモ。
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2004年07月06日

内局統制終焉?/宇宙利用原則見直し/北方機動特別演習

防衛庁、内局統制終焉の予兆
とても日経とは思えない(笑)的を射た記事。ちと長いですが、まあ読んでおいて下さい。
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宇宙「平和利用」の国会決議見直し、政府・与党が検討
◆平和利用原則=宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)を発足させるため、1969年5月の国会で決議された宇宙開発利用の基本方針。超大国の核戦争を防ぐため、宇宙の平和利用をうたった国連決議を踏まえたものだが、解釈が国連決議より厳しい。
(中略)
日本の平和利用原則は厳しく解釈され、自衛隊は衛星通信などの民生技術しか使えず、宇宙航空研究開発機構の衛星による最先端の観測データを使用できない状況にある。
(中略)
 国内には、北朝鮮の核・ミサイル開発などで、衛星による監視強化などを求める世論があり、産業界には原則の適用でロケット部品の輸出が制限され、国際競争の場で不利な現状の改善を求める声もある。

当たり前の事を当たり前に。続きを読む
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2004年07月04日

虐待で英兵士軍法会議へ

興味深い記事を拝見したのでトラックバックさせて戴いた上で更新。

「続きを読む」は過去記事です。
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memo:護衛艦浸水事故

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2004年07月01日

「兵隊を歩かせる」と言う事

「米スパイ法/サウジ王死刑免除提案/米軍再編 (04-06-24)」のコメントでしんく嬢より戴いた質問に答えてみました。

捕虜虐待の件は調べれば調べるほど、ナナシと合衆国が泥沼の様相なのでお待ち下さいまし、ペコペコ。NewYokerの有料購読、契約しちったよ…


この文章では、

兵力=へーたいさんやせんしゃの数、
火力=てっぽーやたいほーの数
機動力=へーたいさんの動けるスピード

と思って下さい。

さて、ベトナムやアフガン、現在のイラクで戦われているのはゲリラ戦(遊撃戦)と言うものです。ゲリラ戦は、地の利等を生かして少数の兵力で敵に奇襲的に一撃を与えたら、すぐに移動する事で敵の反撃を避けてしまおう…というのが基本思想です。もっとも、その攻撃はあくまでも少数の火力による一撃ですので、敵の損害は大した事は有りません。いつ、どこから攻撃されるか判らないというプレッシャーで敵の行動を制限―例えば、後方の補給部隊がゲリラ戦で襲われる可能性が有るならば、それに対して護衛を付ける=戦闘前線の兵力の減少―したり、くり返し攻撃する事で、精神的な物も含めて損害を蓄積させる事となります。兵力、火力が劣る組織でも有効な攻撃が行え、自軍の被害を少なく出来るので反政府勢力等が多用します。

さて、翻ってこのゲリラ戦に対抗するにはどうしたら良いか。
戦略、戦術の類は、すべからく「敵の強みは封じて、敵の弱みに付け込む」が基本ですからゲリラ戦の最大の利点である敵の機動力を封じる事がなにより肝心です。つまりゲリラを見付けたら廻りを取り囲んで逃げられない様にしてしまえば良いのです。犯罪者を捕まえる警察官を考えて貰えば判り易いかも知れません。
ゲリラの居る地区を包囲してしまい、攻撃が有効な範囲まで包囲を狭め、ゲリラ側が全滅するまで大量の火力を投入し続けるというのが理想です。ベトナムでのアメリカの様に、敵の攻撃が有ったら、ヘリボーン部隊(歩兵をへりに乗せた部隊)を急行させ反撃、ゲリラ側が逃げたら、こちらも引き上げる…なんて付き合いの良い事してたら勝てる訳ありません。

さて、ここで肝心なのは包囲の仕方です。ゲリラは少数が基本ですので、かなりの人や車両が移動する正規軍に対する様な包囲網ではすり抜けられてしまいます。交互に連携した歩兵部隊を濃密に配置し、可能ならば砲撃や航空攻撃の支援を受けさせつつ、多少の損害は覚悟の上で包囲網を狭めていく。

都市型ゲリラとの戦いならば、やはり濃密に歩兵兵力を配置し―それこそ各交差点ごとに歩兵と歩兵支援戦闘車を置くほど―、同時に徹底した検問で攻撃を事前に阻止するか、攻撃後の逃亡を阻止(その場での戦闘で殲滅も含む)。
並行して、歩兵を使って徒歩によるパトロールでの情報収集を行いゲリラ側の命令系統の把握とそれの破壊。実際、都市型ゲリラとの実戦経験を山の様に積み上げざるを得なかったイスラエル軍は、この方法で、パレスチナゲリラの攻撃をほぼ無効化しました。

これが「歩兵を歩かせる」と言う事です。

さて、ここで疑問に思った方も居るかもしれません。イスラエル軍が既に実効を上げ、片田舎のおっさんでも知っている事を、ベトナムで正に血をもって対ゲリラ戦を習得した筈の米軍が何故やらないのか。
それは、また今度にでも。
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2004年06月29日

バーチャルSEX/印パ協議

真のバーチャルセックスを実現? ネット対応アダルトグッズ
別にアクセス数稼ぎのエロネタじゃないっスよ(笑)。
有名人ブランドによる機器の「スクリプト」の販売も計画している。(中略)
たとえば、人気ポルノ女優のジェンナ・ジェイムソンがハイ・ジョイの双方向グッズを使ってプレイを行ない、その一連のコマンドを記録すれば、デジタル化された「スクリプト」と機器の両方を購入したファンはそれを再生できるというわけだ。

記事のここが、戦場の性暴力(いつでも、どこでも、どんな軍でも深刻な問題です)防止としてバーチャル「従軍慰安所」に使えるかなーとメモ。

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印パ、カシミール問題で一層の前進目指す
ただ、早期に大きな動きがあるとは期待されておらず、アナリストは、よい兆候がみられるものの、両国とも多くの課題を抱えている、とみている
あ、だいじょーぶ、だいじょーぶ。
なんかおっぱじめたら、もう、お互いに火の海になるようにしちゃったんですから、迂闊な事はしやしませんて。どっちか、あるいは両方が核均衡を続けられなくなるくらいヘバるまでは、ね。
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2004年06月25日

新型燃料電池/金日成秘密教示

親指大の燃料電池開発 東芝、携帯用音楽プレーヤー向け
ええ、こんな物こんな物に使えるなぁ…と最初に連想した私は骨の髄まで腐ってます。新型燃料電池詳しく知りたい人はここを。

【金日成 秘密教示】(1)「日本人拉致」を指令 対韓工作の迂回ルートに
読んでおいて損は無い。連載記事っぽいので今後も期待。
posted by ナナシ=ロボ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月24日

米スパイ法/米軍再編

軍による米国内でのスパイ活動を許可する法案が論議の的に
何を今更と言う気がするが、例え計画段階でも表沙汰になっちゃったら非難と論議の対象となるのが民主国家。合衆国いまだ健全なり。


米軍がアジア太平洋で軍再編、艦船や戦闘機を増派へ
<米軍>世界規模の再編計画、7月中に報告
犠牲が大きい陸軍は引っ込めて、海空軍で遠くからぶん殴る戦法。確かに殴り倒すだけなら全くOK。だが問題は殴り倒した後。兵隊を歩かせない事で、ベトナムで失敗して、イラクでも失敗し始めてるつーのに。気が付け、バカタレが。
posted by ナナシ=ロボ at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

防衛力の必要性

「自衛隊、多国籍軍へ、独自指揮権維持(2004-06-16)」で質問された事への回答。

>(軍備は)何の為に必要ですか?
国土と国民の生命、財産を守る為に必要です。

>抑止力?効果あるんですか?
あります。
戦争も人間の営みである以上、経済原則から逃れられません。リスク(反撃による被害)が大き過ぎるならば投資(攻撃)は行われません。勿論、反撃の為の費用=防衛費が過大になって国が傾いたのでは本末転倒ですから、これもまた経済原則に基づいてコストパフォーマンスを考えながらになります。

>武力の保持をどこまで認めるべきですか?
>核兵器は?
国際法に反しない限り「全ての兵器」を「無制限」にです。勿論、核武装も原則否定されるべきではありません。
ですが、俺は日本の核武装には反対です。今後20-30年の間は、と限定付きですが。
理由は上記したコストパフォーマンスです。核兵器は製造もさる事ながら、核弾頭の維持や運用に莫大な費用が掛かるのです。
それでも核武装したがる国が後を立たないのは、核兵器一発の(主に政治的な)抑止力を通常戦力で埋めようとすると、核兵器に掛かる費用以上のコストが掛かってしまうからなのです。が、それは技術的な問題等で必要な通常戦力を揃えられない国だからこそであり、本土防衛に限るという条件付きですがまあまあ真っ当で世界有数の戦力を揃えられており、また世界最強の核戦力を持つ合衆国と友好な関係を維持できている日本のやる事ではないと考えます。んな、銭の掛かる事はアメ公に任せとけばよろし(笑)。

>どのように(憲法9条を)改正すべきですか?
・自衛権と集団安全保障権の保持の明確化。
・上記を達成する為の戦力と交戦権保持の明確化。
要するに、有る物は有る、使える物は使うと認めようと言う事に尽きます。
現在の与党憲法調査会では、相変わらず「日本は集団安全保障権は保有しているが行使は許されない」なんつー訳判らん結論が出そうですが、これでは相変わらず「日米安保条約」との整合性が取れませんし、国連軍や多国籍軍へ参加も、又ややこしくなります。

>他の方法はないのですか?
無いと断言します。
歴史がそれを証明しています。中には「世界中で2000年も探してきた軍備無しでの防衛法を私が思いつける訳無いだろう。だが、歴史がどれだけ繰り返していても次も同じとは限らない」などとモノスゴイ事、言い放ったばーちゃんも居ましたが(笑)。

「平和国家」などと言うお題目がなんの効力も無い事は、現代においても中国のチベット侵攻などで判っていますし、軍事力を何一つ持たなかった冷戦下の国連が、世界の紛争停止に全く無力だった事もその証左になるでしょう。

「へーわしゅぎしゃ」の皆さんがよく言う「経済的、文化的結び付きを強めて」なんてのが一朝一夕で成り立たない様に、防衛力の整備にも時間が掛かります。国際関係が悪化したからと言って慌てて武器を購入しても、運用のノウハウが身に付いていなければ宝の持ち腐れです。

繰り返しますが、軍事力という国家や組織によって行使される暴力を抑止、停止出来るのは、より強い暴力だけです。ボスニア紛争の時は約3年間で20万と推定される犠牲者を出しましたが、NATOが空爆を含む全面介入を始めた5ヶ月後には停戦を迎えました。以前、ちらっと紹介した「世界平和維持部隊」が本格的に稼動でもすれば各国家の防衛力は大幅に削減可能かも知れませんが、まず実現しませんし、実現したとしても恐らく今世紀半ばには顕在化するだろう米中冷戦下で有名無実の存在になるでしょう。各国が自前でやるしかないのです。今まで通りに。

PS.
関連がある様な気もするので、某所へのレスをここに
>殺人が許され虐待が許されない戦争ってなんですか。
現に暴力を行使してくるイラク武装勢力を「無効化」する手段は暴力だけですから、結果的に殺人になってしまっても、それは許容されます。既に暴力を行使する事が出来なくなった捕虜へ虐待という暴力が認められないのは当然かと。

PPS.
捕虜虐待の続きは、もうちっと待ってくれー。
posted by ナナシ=ロボ at 18:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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