2006年09月22日

ドラマ「僕たちの戦争」感想+α

作品を見る前からギャーギャー言うた以上、感想も多少は述べねばなるまいが、放送時の2ちゃんねる実況スレッドから我が意を得たレスを引用して終わりとする(時間に注目。あのラスト・シーンよりずっと前のレスである)

413 名前:渡る世間は名無しばかり投稿日:2006/09/17(日) 21:41:46.43 ID:xPjOYP7k
なあ。
これ、現代に来た奴の方が可哀想じゃね?

と、これだけではあんまりなので、登場した兵器の解説などを。
どーせ、また「これは、触らんとこ」とか言われる記事になるのは必至なので、中に入れる、バーカ、バーカ。

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2006年09月05日

映画「暁の出撃」再び

「暁の出撃」という映画が有ります。
1954年製作と古い映画で現在ではビデオも絶版、DVDも未発売となっておりますが、実話を元にした超々々々々々傑作映画であり、航空映画の古典でもあり、ふぐすまの片田舎に住む厚顔…紅顔の美少年に「飛行機の華は超低空飛行」という間違ったトラウマを植え付け、長じた美少年が全てのフライト・シム・ゲームでことごとく飛行機の腹をスりながら墜落するプレーを好む様にした映画でもあります。

後年、ジュリー・アンドリュース主演で大コケしたミュージカル映画や更に後年、トム・アメリカの軍事力は世界一ィィッ!・クランシーが書いた説教臭い本とは関係有りません。(因みにストーリーはこちら、※※ネタバラ有り※※)

その映画がリメイクされる事になりました。
リメイクと言えば、こんな例も有りますから油断ならないのですが、今回は期待できます。

ピーター・ジャクソン監督、「暁の出撃」をリメイクへ
米映画会社ユニバーサル・ピクチャーズは8月31日、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、第二次世界大戦中の英空軍による対ドイツ作戦にまつわる実話を脚色した「暁の出撃」(1954年、マイケル・アンダーソン監督)のリメイク版を製作すると発表した。

そう!そう!そう、そう、そう、そう、そう!!!
あの天下の"PREMIERE"誌のインタビューを「強殖装甲ガイバー」と「セーラームーン」の巨大フィギュアが飾ってあるデスクで受けた、ピーター・激ヲタ・ジャクソンなのです。
「長い」「薄い」「(制作費がかかり過ぎで)ヤバい」と言われながらも、「キングコング」を思う存分、怪獣ヲタの妄想爆発でリメイクしたと実績も充分です。

しかもっっっっっっっっっっ!!!!!!!

リメイク版には、オリジナル版製作後に公表された作戦の詳細が盛り込まれるという。

┗┫ ̄皿 ̄┣┛<軍ヲタの血潮と股間がたぎるぜー!!!!!!

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2006年08月20日

映画「亀は意外と速く泳ぐ」

(mixiレビューより転載)


単身赴任中の夫から頼まれたペットの世話以外「自分はなにもしていない」と思い込んでいる平凡な主婦が、ふとしたきっかけから諜報戦の世界に足を踏み入れる。意外なほど「スパイ」の才能に長けてい彼女は、スパイ仲間達との交流を楽しみ、今までと同じ平凡な生活を「演じ」続ける事に張り合いを感じる様になる。
だが、冷徹な国際諜報戦は、そんな彼女の身辺にも迫りつつあった…


敢えてシリアス風にストーリー紹介を書くとこうなるのだが、実体は約90分間、脱力系ギャグの連続。
ネタを事前に知らせたり、横から解説するほど野暮な事は無いのでやらないが、延々と続く小ネタに笑いっぱなし。スマン、俺、こういうどうしようもないネタに弱いの(苦笑)。

笑いのツボがハマれば大笑い、そうでないとかなり辛い映画。


ところで、この映画で俺の中での上野樹里の評価は定まった。以下、検索してて見付けた彼女の言葉。

「アイドルと女優の違いは、カメラの前で、はなくそをほじれるかどうかです!」

_/ ̄|◆<一生、ついていきます。



PS.
┗┫ ̄皿 ̄┣┛<オーーザックーーーーー!!!!
posted by ナナシ=ロボ at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月17日

ご開帳に行ってきますた、原付で

ふぐすまは南相馬市の金性寺で「幽霊画、極楽・地獄絵ご開帳供養会」が開かれていると聞いたので拝観して参りました。交通機関は日頃、スーパーへの買出し等で大活躍のセピア君(原付)です。片道約80km弱、途中は山越えも有ります。ネタ半分とは言え、こんなバカな事してると東京から名古屋へ自転車で行ってるバカップル笑えんぞな(苦笑)。

午前9:30、約3リットルのタンクを満タンにして出発です。途中なにが有るか判りませんので、一路目的地を目指して走ります。世間はUターンですが、幹線道路からは外れてるせいか交通量は少なく快適快適。セピア君も頑張って山道を登っていきます、ブーンブーン。たまに後ろから追い付いちゃう車には、さっさと道を譲るのが正しい原付乗りの姿です。
家を出る頃から曇ってたのですが、旅程の半分を過ぎた辺りから、雨がパラついて来ました。しかし、雨具を着るほどでは有りません。このまま行ってしまいましょう、ブーンブーン。雨やまないな、目的地に着く頃には、俺、臭くなってんじゃないだろか、クンクン。

ほぼ一本道の上に地図で慎重に確認しながら走りましたから、迷う事もなく小高町に到着。予定通りの約2時間。問題はガソリンがほとんど空な事ですが、今の時代SSはどこにでも有るので余裕です。

まず、腹ごしらえをしましょうか。目的地の金性寺のすぐ近くに某グルメ・サイトで誉められてたお寿司屋さんが有りました。一人で遊びに来た上に昼から寿司では、ちと申し訳ないので、もちっと安い物にしましょう。事前に調べたところでは魚料理が美味しい様です、海の近くですからね。

と言うことで一軒目に到着です。「準備中」あら。
気を取り直して次に行きましょう。二軒目です。「準備中」あらら。
き…気を取り直して三軒目のラーメン屋…「本日休業」

おまえらーーー!まだ、盆だろーが!仕事する気あんのかーーー!
おのれ、こうなったら、適当に走り回ってりゃどっか見付かるだろっ、オラオラ!ブーン!
こういう時は、駅前だよな。

見付からねぇ。

え、駅も小さいし、車で移動する事も多いから、やっぱ広い道路脇だよな。

なんにもねぇ。

ええいっ!索敵範囲を拡大しろ!雷撃機も一部は接敵攻撃に切り換える!(錯乱中)
司令!ダイ○ー8と合同店舗で鮮―といかにもな名前の看板ハケーンすますた!
こうなったら大型店でも良い!ト連送打電!突撃!突撃!!突撃!!!

鮮―って名前のスーパーだったよ、ママン…_/ ̄|◆ il||li

小高町の人は外食せんのかー!30分もグルグル回ってるから小高町中心部の道、憶えそーだー!
しゃーない。最初に見付けた寿司屋にしよう、ゴメン

入ってみると親父と奥さん二人だけで座敷席で飯食ってました(汗)。
激しく嫌な予感がしつつも「おまかせで一人前」
うーん…某グルメ・サイトではべた褒めだったのだが…まあ、値段が1000円強でしたから、こんな物だと言う事で、タハハ。

人間が腹一杯になった所でセピア君にも食わせてやんないといけません。30分余計に走り回ったのでメーター振り切ってますし。ゴクゴク(効果音)。本日、二度目の給油で満タンです。

さて、いよいよ本題のご開帳となる訳ですが、「幽霊画なんか見ると霊が寄って来る」とかうるせぇこと言い出す人が居るので(ホントに居るんだ、これが(苦笑)、ここからは「続きを読む」で。

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posted by ナナシ=ロボ at 23:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

映画「いつか読書する日」

(mixiレビューより転載)


┏┫ ̄皿 ̄┣┛<公式ページからストーリー紹介を。

まず、基本的に大変良く出来た恋愛映画です。これほど丹念に、そして静かに物語を紡ぐ映画が、「再び」我が国で作られる様になった事を素直に喜びたいです。

以下、ネタバレがあるので中で。

ネタバレ
posted by ナナシ=ロボ at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

映画「フライト・オブ・フェニックス」

(mixiレビューより転載)


┏┫# ̄皿 ̄┣┓<こんな風にリメイクした連中なんか、飛行機ごと砂漠に捨ててしまえっ!!
posted by ナナシ=ロボ at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「日本沈没」

映画「日本沈没」、本日から公開でありますな。
原作ではプレート理論にトンネル効果というミクロモデルまで持ち込む無茶をして(笑)、日本を沈めましたが、それから30年、プレート・テクトニクス理論だ、フィリピン海プレートの発見だ、break-upだ、ホット・スポットだと地球科学も進歩しましたが、今回もかなり無茶して沈める様です、映画の中で説得力が出ると良いんですが(苦笑)。

で、今回の映画、列島縦断ポスターなる物を作成し、地方毎にポスターを使い分けてます(クリックするとそれぞれ大きくなりまする)。

nc06_wp03s.jpgnc06_wp02s.jpg
nc06_wp04s.jpgnc06_wp05s.jpg


この画像に、例えば「北海道沈没 それは明日かもしれない」というコピーが入ってます。まあ、見慣れた風景が壊れる非日常感は、パニック、怪獣映画の醍醐味の一つですから、これはなかなか良いキャンペーンですな。おらが街ふぐすまは欠片も出て来ませんが、これはいつもの事なので、トホー(因みに、このポスターを生頼範義画伯に依頼したスタッフ。貴方は判ってますな)。
なんか、九州だけ、やたら火だるまになってますが、これは阿蘇山大噴火の火砕流が九州全域を覆ってしまうからの様で。これか?ん?これか?(笑)

ところで、このポスター、名古屋バージョンも存在してます(blog「大炎上」の 「『日本沈没』名古屋限定ポスター」で画像が見られます) 。やはり、シチャホコですか(笑)。色んな縁でいつの間にか他人とは思えなくなってしまったナナちゃん人形も沈んでますな(笑)

ところが、この名古屋バージョンポスター、日本沈没公式HPにも載ってません。なんと、樋口監督が「やっぱ名古屋も沈めんとダメでしょ」の一言で非公式に作っちゃった物なんだそーです。マテコラwww
posted by ナナシ=ロボ at 12:00| Comment(8) | TrackBack(3) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

映画「ステルス」

(mixiレビューより転載)


軍ヲタ、政治ヲタとしては、ツッコミどころ満載なのだが、クレジットが始り

Directed by ROB COHEN

と出た途端に一切、言う気が霧散する真性バカ映画(誉め言葉)。
主人公、ヒロイン、同僚、上司、敵役、シナリオ、監督、そして、この映画のもう一人の主人公、スーパーAI"エディ"に至るまで全員バカというバカ・パーフェクト。

いいぞ、ロブ君。おじちゃんは、君みたいなあたまのわるい子は大好きだ、むつかしいこと考えちゃダメだよ、映画がつまらなくなるからね。

PS.
バカ映画の癖に本物の空母「ニミッツ」を使ってる所で減点1(わがまま)
posted by ナナシ=ロボ at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

小説「世界戦艦大和列伝」

(mixiレビューより転載)



小説としては、明白な失敗作である。
余りに類型的か、戯画的なまでに誇張されていて、全く魅力の感じられない登場人物達。
どう考えても実現不可能な技術考証。
破綻した筋運び。
大袈裟に張られたのに全く活かされていない伏線。
また、この小説は多くの仮想戦記の様に日本を景気良く勝たせもしない。「正史」通りに日本は焦土と化し、あげく原爆もきっちり二発投下される。

だが、そんな事は、この作品が一部の人々−もちろん俺も含まれる−を強烈に惹き付けるだろう魅力をいささかも損なわない。その魅力を語るのに到底俺の筆では及ばない。上巻の作者あとがきから引用させて貰おう。

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〈大和〉のライバルは航空母艦でも艦載機でも駆逐艦でも巡洋艦でも潜水艦でもありません。戦艦の敵はやはり戦艦なのです。(中略)

たとえ発射速度が遅かろうと、砲命数が短かろうと、散布界に問題があろうと、世界一の大口径砲であるいう揺るぎなき事実は動かせません。大きいことは良いことなのです。

おお、四六! ああ、四六!

太平洋で大規模な艦隊砲撃戦が惹起しなかったのは、〈大和〉の存在と性能があまりに謎めいており、米海軍提督は手持ちの戦艦を正面からぶつける勇気を持てずにいたのではないか?(中略)

偉大なるかな四六! 武き数字よ四六!

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この偉大な信念の元に作者は、

日・大和(サムライ・ヤマト)
米・ユナイテッド・ステイツ(ヤンキー・ヤマト)
英・サンダーチャイルド(ジョンブル・ヤマト)
独・グロス・ドイッチェランド(ケーニヒス・ヤマト)
蘭・ユトレヒト(ネーデル・ヤマト)
仏・ロベスピエール(革命ヤマト)
伊・クリストファロ・コロンボ(マカロニ・ヤマト)
蘇・スターリングラード(ヤマトスキー)
                 ※カッコ内は通称

八隻もの「四六サンチ砲」搭載戦艦を登場させる。彼女達はそれぞれに実に特徴的で魅力的だ。「キャラ」が立っている。
そして、作者は「ヤマト・ファイト!レディ・ゴー!(作者あとがきより)」の裂帛の気合と共に彼女達にドつきあいをさせる。彼女達の前では「正史」の戦艦などは物の数ではない。
当然だ!
ヤマトを倒せるのはヤマトだけなのだから!!


最後に、ぶっちがいの髑髏ではなく大きく「四六」と書かれた旗の下で、こう言おう。

┏┫▼皿 ̄┣┓<君が男だったら、この本を買え。
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2006年06月26日

映画「姑獲鳥の夏」

(mixiレビューより転載)


ネタバレが有るので、続きは中で。
ネタバレ
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2006年06月18日

映画「アサインメント」



実在のテロリスト「ジャッカル」をモデルに、彼を追うCIA対テロ部隊の「特殊作戦」を描いた作品。

ビートたけしの「スキャナ〜〜ズッ、頭がポン!」のギャグと共に「スキャナーズ」シリーズをお笑い作品としてしまう事に一役買ったダメダメ監督、クリスチャン・デュゲイ作品だが、これはかなり面白い。
スタッフを調べたら、「ガッチャ」「パッセンジャー57」と妙な設定でもアイディアてんこ盛りで説得力を持たせたり、一方、「告発」「ザ・ハリケーン」と言った重厚な人間ドラマも書けるダン・ゴードンがシナリオを担当していた(『ワイアット・アープ』は手違いと言う事で)。なるほど、シナリオを全部読んでからでないと仕事受けないと言われてるベン・キングスレーが出演した訳だ。

「特殊作戦」が、どうにも奇抜過ぎて説得力に欠けるのだが、それがこの映画のキモなので文句は言わない。例えば「フォースが有り得ないからS.Wシリーズは荒唐無稽の駄作だ」という評論が的外れで有る様に。
そこさえ気にならない人なら、主人公が「特殊作戦」に従事していく過程も一捻りしてあり、主人公や上司のD.サザーランドの心理もハリウッドお得意の「アメリカの正義は世界一ぃぃぃぃぃぃぃっ!」とは一風変わっていて、充分に楽しめると思う。
posted by ナナシ=ロボ at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

映画「パニッシャー」

(mixiレビューより転載)


アメリカン・コミックのマーベル・ヒーローズ中、最弱の呼び名も高い(なにせ特殊能力など何も無い丸っきりの人間)「パニッシャー」、二度目の映画化。

映画としては、ごくごく平凡なアクション物。マフィアに親、ニョーボ、子供を皆殺しにされ、自分も殺されかけたFBIの潜入捜査官が、

・日曜大工でマイカーを防弾仕様にしたり
・殺人予告を歌でしてくれるギターを持った渡り殺し屋と戦ったり
・DVに悩むご近所さんの女性と良いムードになったり
・ナイフで刺されても全く平気な怪力のロシア人殺し屋(素手で襲ってくるのだが、毎回、標的を撲殺してんのか?だとすると、依頼料が高いらしいのも頷ける。大変な重労働ではないか)

を倒したりしながら、復讐を遂げるという物。ネットでチラッと見た限りでも、ドルフ・ラングレン主演で1989年に映画化されたバージョンの方が評判が良さそうである。

しかしながら、この映画、特筆するべきシーンが一つだけある。
マフィアの内部情報を得る為に、組織のチンピラを誘拐し拷問するのだが、主人公は火の付いたガス・バーナーを片手にこう言うのだ。

「ガス・バーナーで焼かれると、どうなるか知っているか?
 まず、肉の焼ける匂いがするが、熱さと痛みはほとんど感じない。
 そして、神経まで焼け爛れると…
 感じるのは冷たさだそうだ」

そうやって脅した彼は、皿に乗せたステーキ肉をガス・バーナーで炙り、チンピラの背中にアイス・キャンディーを押し付け、自白させるのである。
なに、そのトンチは。

PS.
この映画のラスト。主人公が「パニッシャー(制裁者)」として生きる事を決意するナレーションで 「世の中には許せない者達が居る。殺人者、レイプ犯、異常者、サディスト…奴らには制裁が必要だ」というのが有ります。

┏┫; ̄皿 ̄┣┛<あーのー、サディストってだけで制裁されちゃうのは、ちょっとあんまりだと思うんですがー
posted by ナナシ=ロボ at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

書評「真相―神戸市小学生惨殺遺棄事件」

(mixiプレビューより転載)



、「検事調書の虚構をあばく衝撃の告発」という触れ込み通り、なかなか刺激的な本である。
警察への「挑戦状」と少年Aの筆跡が一致するとは鑑定出来ない事。
首の切断に金ノコを使ったという自供なのに、「一様で滑らかな切断面」と表現されている検死報告。死体がかなりの低温で冷却されていた事を示す死斑。
犯行が行われたとされる時刻、現場は警察とPTA合同の大人数での捜索が行われていたというアリバイ。
弁護士の腕次第では、無罪になったんじゃなかろーかと思う程の内容である。

で、読み進めていく内に一つの疑問が浮かび、どんどん強くなっていった。

 −じゃ、なんで犯行、止まったの?−

この書は、それには答えてない。ネットで少年Aの冤罪を訴えるサイトにも載っていない。考えりゃ、当然である。彼らにしてみれば「どこかに居る『真犯人』を捕まえて、訊いてみなけりゃ判らない」だろうし。


冤罪には三つの面がある。

A.加害者とされた者の人権
B.警察、司法への不信
C.犯罪者(真犯人)の放置

Aは良く声高に叫ばれてるが、俺は、B、Cの方が遥かに影響が大きいと思っている。
警察と司法への不信が高まり、国民が「自衛」や「私刑」という道を選択した例は、多々有る。そして、そうなった国や地域は、ほとんどの場合「無法地帯」と呼ばれ、犯罪が多発する。
Cに付いては説明不要だろう。

「Aだって充分、問題じゃないですか!貴方だって、いつ犯罪者にされるか判らないって事ですよ!(声:福島瑞穂)」と言うて来る人が居るかもしれない。だが、大方の人はそんな心配はしない。警察と司法への信頼が有るから、やってもいない犯罪で有罪になる事など無いと信じている。なにも根拠、無いが。

話を戻して、今回のが神戸連続児童殺傷「冤罪」事件とするなら、どうだろうか。

Aは、ひとまず置く。

Bに関しては、そのまま成長すれば、知識と経験を積み更なる残虐な犯行を続けたかもしれない「殺人鬼」を捕らえ、伝えられる所では更正に成功したとさえ言う。少年A冤罪説は、世の主流とはなっていない。この事件に限れば、警察等への信頼は高まったと見ていいだろう。

問題はCだ。
「校門の上の首」の衝撃で他の事件の印象は弱くなってしまったが、「犯人」は少女3人をハンマー等で殴り、その中の一人を死に至らしめ、別の少女を刺している。2人を殺し、3人を傷付け、警察へ嘲笑まじりの挑戦状を送り付けている。僅か3ヶ月の間にである。
この「犯人」は、少年Aの逮捕後ぱたりと犯行を止める。贖罪羊を作り上げた事に満足したのか、世間の騒ぎを見た上での畏怖故か、それは判らない。


つまり、少年Aの逮捕、有罪で、収支はプラスになったのだ。

マイナスは、万引きを繰り返し、ナイフを持ち歩き、学校から不登校を言い渡される様な不良少年が何年か拘束され、家族がマスコミを尖兵とする世間にズタズタにされ、少年Aが死ぬまで法の監視下に置かれるだけである。
少年Aの親戚まで含めても、たかだか数十人の人権が、著しく、あるいは緩やかに侵害された事だけと引き換えに、凶悪な犯行は止まり、警察、司法、犯罪者更正システムへの大多数の人々は信頼は高まった。社会の総体としては、完全にプラスだ。

このプラス収支が、崩れる可能性は二つ。
一つは、少年Aが無罪を主張し始める事。だが、逮捕直後のバッシングを体で憶えている家族や親戚は、容易に頷くまいし、定期的に少年Aと家族に接触している筈の役人が全力で妨害するだろう。この国の役人は、事を荒立てない様にする為の手管−恫喝から懐柔に至るまで−に長けている。

もう一つは「真犯人」が再び犯行を開始する事だ。
もちろん「真犯人」には、少年Aも含まれる。
posted by ナナシ=ロボ at 23:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

映画「真夜中の弥次さん喜多さん」

(mixiプレビューより転載)

鮮烈なラブ・ストリーである。

「木更津キャツアイ」「タイガー&ドラゴン」の脚本である監督のクドカンこと宮藤官九郎は、難解な原作を全く無視し、同時に忠実に映像化した。

くりかえしくりかえし語られ、増幅し、輻湊する対立項。
生と死、男と女、天才と凡才、夢とうつつ、家と旅、幻覚とリアル、妻と愛人、象とぞうさま、てやんでぇとべらんめぇ、弥次と喜多。

そして、全ての対立を貫き、呑み込み、消滅させるものは愛である、愛しかないのだとこの作品は語る。
愛は、死すら超越し、恨みを許しと変え、一見、まとまりがなく複雑怪奇なストーリーを「愛する人と一緒に居られる喜び」というシンプルなテーマに収斂させる。

最後に、この映画の真の価値を認め出演した芸能人、特に中村勘三郎と谷津勲の両氏に心からの敬意を。


PS.
┏┫ ̄皿 ̄┣┓<冒頭、江戸から二人が「走り」出したあたりで、ついていけないと思った人は見るのを止めた方が良いw
posted by ナナシ=ロボ at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅学非才でございますが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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